新年あけてきなくさいニュースが多い! アメリカとイランの問題、オーストラリアの森林火災の問題について

こんにちは。タナカd|`・∀・´d|デス

今年は年始から暗いニュースが続きますね。米国とイランの衝突。日本は米国の同盟国で、イランは同盟国に対しても攻撃を示唆していますから、他人事ではありません。

さらにオーストラリアの大規模火災。連日のように動物が死んでいるとか、野生化したラクダが水を求めてアボリジニの集落に大挙して殺処分されているとか。

どうにも、気分が悪いニュースばっかり。

でも、直視しなきゃならないことだとも思うんですよ。

それで今日は、ちょっとぼくなりに、このあたりのニュースを取り上げて考えてみようかな、と思った次第です。

イラン・アメリカ問題

この問題って、「日本と朝鮮半島はなぜ仲が悪いの?」というのと同じように、ひとつのニュースだけを追っても見えてこない「歴史的な根深さ」がありますよね。

それで、わかりやすい記事がないか探したんですが、こんな記事をみつけました。

NHKの「大学生とつくる就活応援ニュースゼミ」の『アメリカ VS イラン(前編) なぜ対立するの?』という記事です。

1からわかる!アメリカ vs. イラン(1)なぜ対立するの?|NHK就活応援ニュースゼミ
【NHKニュース】 日本にとって重要な中東では、アメリカとイランの対立が深まり危険な状態に。トランプ政権はなぜ、イランに強硬な姿勢を取るの?日本への影響や、今後の見通しは?複雑な中東情勢を、1から解きほぐします。

この中で、アメリカがなぜイランを嫌いになったのかという話で、昔イランは親米国家だったというくだりがあります。

その親米姿勢が1979年に「イラン・イスラム革命」が起こったことで一変するんですね。

イラン国内で親米政権が打倒されて、反米政権にひっくり返ったのだと。

政治的には親米姿勢をみせていたんですが、国内では当時のアメリカの傲慢さに不満を抱える人たちも多かったのだそうです。

そのときのイランの転換について、「ものすごく極端に例えると、日本が反米国家になるみたいな。」と記事の中で触れていましたが、これって極端でもなんでもないです。

過去の日本がそうだったんですから。

太平洋戦争以前は日本は脱亜入欧の空気の中にあったのが、大東亜戦争時は鬼畜米英を叫んでいたわけですから、日本も一度ひっくり返ってるんですよ。

イランと日本の共通点

イランと当時の日本とはよく似ていると思います。

結局日本の場合は連合国からコテンパンにやられて、原爆はどんどん落とされるわ、敗戦を認めるのが一日でも遅れたらロシアに北海道を持っていかれていたかもしれないくらいの無茶苦茶な状況になりました。

しかし、おかしなことに、アメリカの占領下に入った日本は以前以上の見事な親米国家となった。

どうも主義だとか感情的な問題というのは、すぐ極端になって戦争を引き起こすのに、そのくせ時代によってあっさりひっくり返るんですよね。

最初からあんまり極端なことは言わずに、それなりにナアナアにやっていけばいいのに、とぼくなんかは思うんですけど、そうはいかないスットコドッコイ、と腕まくりしてる人も他方にはいるわけです。

その代表格が今回はトランプ大統領で、アメリカとイランの対立はもう引き返せないところまできてしまったように思えます。

ただトランプ大統領ってちょっとわからないところがあって、戦争の火種をばらまいておきながら、他方でそれを止めるようなことをするでしょう。

それで、結局ギリギリになってやらない人なんじゃないか、という見方もあるんですけど、長い目でみれば、結局悪い方向に向かってるんじゃないかな、というのがぼくの見方でして。

歴史からの経験則でいけば、今回のが決定打となるかどうかはともかく、結局こういうことをきっかけに、敵味方がまとまり、いずれ世界大戦が起こってしまう。

そういうふうに巨視的に考えると、次にこわいのはロシアですよね。

ロシアの怖さ

第二次世界大戦後、アメリカが仕掛けてきた世界中の代理戦争では、いつもロシアが一枚絡んできました。

最近ではシリア内戦の大混乱でロシアが狡猾に立ち回り、オバマ政権末期にとうとう主導権を握ったのは記憶にあたらしいところです。

今回も大規模な戦争が起これば、おそらくロシアはイランに利する形で立ち回るでしょう。

さらに中国がどう動くかということも気になります。巨大な経済大国と化した中国は、もう無視できる存在ではありません。

オイルショックが起こるのか?

中東からの原油に依存してる日本では、オイルショックが当面の問題になると思いますが、突出した輸入国はサウジアラビアとアラブ首長国連邦です。

中東依存率は88.2%…日本の原油輸入元をさぐる(石油統計版)(2019年公開版)(不破雷蔵) - Yahoo!ニュース
エネルギー源の一つとして日常生活の維持には欠かせない原油。日本はどこから輸入しているのか、その実情を経済産業省の公開資料から確認する。

最大の輸入元はサウジアラビアで、2018年の1年間だけで日本は6752万キロリットルもの原油を輸入している。日本の国産原油産出量は年間で60万キロリットル前後。サウジアラビア1国からのみで、日本国産原油の100倍以上もの原油を輸入している計算になる。

次いで多いのはアラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェート、ロシア、イラン。ロシアはともあれ、中東地域の国名が並ぶ。そしてやや値を落としてイラク、アメリカ合衆国、オマーン、バーレーンが続く。

イランのお隣がサウジアラビアで、対岸にアラブ首長国連邦があります。イランを主戦場とした大規模な戦争が起これば、当然周辺地域も混乱にさらされるわけで、原油の供給が不安定になる可能性はじゅうぶんにあります。

AERA dot.の『第三次世界大戦が現実に!? 米VSイランの深刻度』という記事では、このようなことが書かれています。

第三次世界大戦が現実に!? 米VSイランの深刻度 〈週刊朝日〉
 日本では正月気分も抜けきれないなか、世界では緊張が高まっている。米軍がイランの重要人物を殺害し、米国とイランの戦争の現実味が増しているのだ。「第三次世界大戦」のような大規模戦争につながりかねないとの...

 もし大規模戦争ともなれば経済にも悪影響が出る。国際市場ではリスクを回避するべく株が売られ、安全資産とされる円が買われた。原油の流通に支障がでる可能性もあり、原油高も進んだ。

オーストラリアの火災

さて、アメリカとイランの話題はこのへんにしておいて、話題をオーストラリアの森林火災に移します。

こちら、GIGAZINEの「数カ月にわたりオーストラリアで続く山火事の凄まじい被害の記録、なぜこれほどまでに壊滅的な被害をもたらしているのか?」という記事。

数カ月にわたりオーストラリアで続く山火事の凄まじい被害の記録、なぜこれほどまでに壊滅的な被害をもたらしているのか?
オーストラリアでは2019年9月ごろから南東部を中心とした大規模な森林火災が続いており、2020年1月5日時点で犠牲者の数が23人に上っているほか、1500棟を超える住宅が全焼しています。山火事による被害がどのようなものなのか、一体なぜこれほどまでに山火事が深刻化しているのかについて、さまざまなメディアが報じています。

1月6日のものです。

オーストラリアでは2019年9月ごろから南東部を中心とした大規模な森林火災が続いており、2020年1月5日時点で犠牲者の数が23人に上っているほか、1500棟を超える住宅が全焼しています。

オーストラリアは日本と季節が逆で、日本が秋になるころからオーストラリアは夏に向かいます。

日本も2019年はものすごく暑い年でしたが、オーストラリアも9月ごろから熱波と干ばつによって一気に森林火災が深刻化。

暑さと乾燥が火災に拍車をかけているようです。

神経をとがらせる現場

WIREDの『オーストラリアの森林火災は、この地球の未来を“予言”している』という記事では、このような気候変動にオーストラリアが立ち向かっていくのか、過去の政策なども交えながら解説しています。

さらにCNNの『オーストラリア、山火事を起こした罪で24人検挙』という記事では、森林火災の広がりを避けるために、火のついたタバコやマッチを道に捨てたり、工具から火花を出した人などを次々に検挙していると報じています。

オーストラリア全体で、これ以上火災を広げないために、非常に神経をとがらせた対策がとられているようです。

温暖化対策と迫られる喫緊の対策

いずれにせよ地球温暖化の傾向は過去100年の気温偏差をみても明らかで、否定のしようがありません。

気象庁 | 世界の年平均気温
世界の年平均気温

このような深刻な問題の中で、世界的に温暖化を解決する方策を練らねばならないのはもちろんですが、オーストラリアではこれからどんどんリスクが増していく森林火災に対してどのような対策をとるのかが喫緊の課題になるようです。

まとめ

新年前後は、毎年恒例、除夜の鐘をつくがごとく「ゴーン、ゴーン」とカルロス・ゴーンの話題だったのが、そんな冗談がひっこむくらいの深刻なニュースで一色になりました。

ここで取り上げているのもごく一部で、もっと多角的に情報をとらえることができますが、今回はこのへんにしておきたいと思います。

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