今でも火打石って使われてるの? と気になったので調べてみた

こんにちは。タナカd|`・∀・´d|デス

暖冬ということですが、それでも寒くないわけじゃないですね(笑)

やっぱり寒いよ。

なので、ストーブをつけます。

うちで使っているのは、やかんを上に乗っけられるタイプの灯油ストーブです。

燃焼筒を上にあげてライターで火をつけることもできるんですけど、うちのはストーブの後ろに単二電池を入れてスイッチを入れると、電極から火花を出して、火をつけてくれるんです。

それで今朝もストーブであたたまりながらふと思った。

電池もない、ライターもないという時代なら、どうやっていたのかなあ、と。

単純に考えれば、火打石ですよね。

もっと昔なら、木の棒をぐりぐりして摩擦熱で火おこしをしていたわけで。

そう考えると、火打石ってのはかなり合理的で便利な道具だったんじゃないかな、とふと思ったんですよ。

そんな便利「だった」道具。もうどこにも売ってないのでしょうか?

火打石を売っておられる店があった

調べてみたら、なんと200年も火打石を作り続けておられる店がありました。

吉井本家さんです。

吉井本家 火打石を造って二百年
吉井本家の火打石ホームページ 伊勢公一商店

こういうHTMLで作った風合いのホームページ、大好きです(笑)

こちらのホームページでは、火おこしから火打石のことについて非常に詳しく書かれており、たいへん参考になりました。

一部引用させていただきます。

火打石と申しましても石だけでは火興しは出来ません、火打金(特殊焼き入れした金属)とモース硬度7以上の堅い石(火打石)とセットで使用します。

火打金の縁を火打石の刃状になった所を打ち擦る事で火打金が削り取られその摩擦熱で火花の様に発火するのです。

しかし火花だけでは炎とはなりません、更にほくちと付け木が揃ってはじめて炎を手に入れることが出来ます。

昔の人々はカチカチと火花を打ち出してから三十秒ほどで炎にしました。

すばらしくわかりやすい説明です。

なんだかこの文章の説明だけで、道具があればぼくでも火をおこせそうな気がしてきました(笑)

しかし、江戸時代になって庶民の間でも広く使われるようになった火打石ですが、こちらのマッチの世界さんのマッチ年表によると、明治6年に我が国最初のマッチ工場が操業を開始したということですから、火打石が広く一般的に使われていた期間は200年ほどと、案外短かったのかもしれません。

じぶんで火打石を拾って火をつけておられる方も

外遊び企画推進室さんの『結構簡単火打石の探し方!だらキャン▼レポ①』『河原の火打石の効果を実験!着火できる?だらキャン▼レポ②』という記事では、火打石に使える石は河原で拾えるということで、実際の火おこしを実践なさっています。

キャンプするときに、じぶんで拾った火打石を使った火おこしをしてみるというのは、いい勉強になるでしょうね。

ほんとうに燃料も何もないということになれば、どこかで金属と硬い石、糸のように細い繊維のかたまりを使って火種を作らねばならないわけで、こういう知識と経験があるだけでも非常時の意識がずいぶん変わると思います。

まとめ

よくよく考えれば、昔の台所であるおくどのかまどなんかも、あれは基本的には火打石を利用して火おこしをすることを前提に作られてるんですよね。

マッチでも使えるけど、ライターの時代になるともうちょっと、おくどでは使い勝手そのものが悪くなっていたのかもしれません。

江戸時代のタバコ盆も、一回一回火をつけることが面倒な時代だからこそ重宝されるわけで、火入れに火種を保存しておくわけですね。

マッチやライターでシュッと火がついてしまう時代には、必要がなくなってしまうわけです。

また戦後にはガスコンロがもう登場しているのだけど、自動点火装置がついていなかった当初はガスをつけてからマッチで点火しなければいけなかったんですよね。

これは、マッチやライターなら手早くやれるけど、火打石だとちょっと要領が悪い、というか、危ないですよね(笑)

そのようにして、火のおこしかたが進化するにしたがって、それを使う道具も進化してきたんだ、なんてことを考えるのも楽しかったりします(笑)

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