アスファルトに降った雨の匂いには名前があった!【雨の匂い雑学】

こんにちは。雑記ブログ同好会のタナカです。

雨の匂いに対する感覚

2019年も年の瀬の今日、こちらは雨が降っているんですが、田舎と都会では雨が降った時の地面からたちあがる匂いがちがうよなあ、と。

しかし、地面に降った雨の匂いになにかしら感覚をくすぐられるということは、ぼくに限ったことではないと思うんですよ。

そこで雨の匂いについて調べてみたところ、おもしろいことがわかりました。

雨の匂いの正体は、ペトリコール、ゲオスミン、オゾン

雨の匂いについて調べてみたところ、1964年のネイチャー誌に、「長い日照りが続いたあとの最初の雨の匂い」をペトリコールと呼び、この現象が植物に与える影響が発表されたといいます。

このペトリコールという言葉は造語なのですが、ペトリコールがさす匂いの成分の中には、「ゲオスミン」が含まれています。

ゲオスミンは土壌中に含まれる細菌が、雨の水分によって発する匂い成分のことで、われわれが一般的に「雨の匂い」と呼ぶのはこれです。

アスファルトの上に雨が降った時の匂いの元といわれますが、この匂いは多くの香水にも利用されているそうな。

また雷が地面を切り裂いたときには、オゾンの匂いがするといいます。

たとえば複合コピー機で大量に印刷を行ったときなどに、生臭い匂いがすることがあるのですが、これがオゾン臭とよばれるもので、匂いも不快ですが、人体にも刺激があり、有害です。

ペトリコールあれこれ

造語であるペトリコールという語感になにかしら詩的な印象を感じる人は多いようです。

まあ、ゲオスミンって言葉はなんか、もっちゃりしてますもんね。

ゲオスミンはバエない、ペトリコールはバエる、といったところでしょうか(笑)

米津玄師さんも「ペトリコール」という歌を歌っています。

また、「ペトリコール」という名前のボードゲームも存在します。

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けっこう難解なゲームのようですが、世界観が素敵です。

災害にも活用できるゲオスミンの匂い

雨の匂いについてのブログ記事をたどっていくと、2014年に書かれた其蜩庵井蛙坊さんの「ゲオスミン」という記事に、このようなことが書かれてありました。

ゲオスミン - 其蜩庵井蛙坊
NHKの「こども科学相談」をぼんやり聞いていますと、ゲオスミンの話が出て来ました。初耳でしたのでウキペヂアの知恵を拝借しました。ゲスオミンとは雨の降ったあとの地面の臭いを持つ有機化合物の一種でデカリン融合体のアルコールであり、人の鼻はゲオスミンに対して敏感であり、鯉や鯰などの水底に住む淡水魚がもつ泥臭い臭いのもとである...

先日の広島市土石流の被害者の方が異様な泥臭さを感じて二階に登り自動車が流されているのを見て危険を感じ避難したと話されていました。当時は別としてゲオスミンについての切実な経験だったと思います。

昨今、地球温暖化の影響か、これまでにない規模の土砂災害が起こるようになりました。

そのときにゲオスミンの匂いを感じ取って危険を察知することができるというのです。

個人的な話ですが、ぼくも2018年の大雨で家に閉じ込められました。

そのときに感じたのが、じぶんの感覚器官で災害をどこまで察知できるかというと、ものすごく頼りないということでした。

尋常じゃない雨音ですから、聴覚はそれほどアテになりません。よほど地鳴りがするなどすればわかるでしょうけど、おそらくそのときにはもう遅いでしょう。

視覚も家の中にいたり、夜だったりしたらアテになりません。

恐怖でパニックになりかかっているし、ああいうときには家でやり過ごしたいという思いが先に立って、客観的な判断ができなくなっています。

そういうときに、嗅覚で泥の匂いを察知するというのは、わかりやすくてたいへん有効な対策なのではないかと思いました。

まとめ

雨の匂いにはいくつかの種類があること。

ペトリコールという名前の曲やボードゲームがあること。

ゲオスミンの匂いで災害を察知して避難をした人のこと。

雨の匂いひとつが、科学的なところから詩的な分野へ、さらに災害活用まで、いろんな分野に広がりました。

とりわけ災害に嗅覚で泥の匂いを察知するということは、個人的にぼく自身も今後の災害に活用させていきたいと思いました。

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