「おなかいっぱいになると眠くなる」のはどうしてなのか? キーワードは「オレキシン」だった!

こんにちは。雑記ブログ同好会のタナカd|`・∀・´d|デス

年末ということで、ご近所さんが餅つきをして大福を作ったそうで、わざわざぼくにもおすそ分けをもってきてくださいました。

お昼ご飯はおうどんだったのですが、せっかくいただいた大福ですから、食後に日本茶と一緒に大福もいただきました。

……しばらくすると、案の定、眠い(笑)

糖質をたっぷりとると、眠くなるのは経験上わかっています。

そして食後に眠くなるのはぼくだけじゃなくて、一般常識のようです。

でも、どうして血糖値が上がると眠くなるのでしょう。そのメカニズムってどうなってるの?

そこでちょっと調べてみました。

キーワードは、オレキシン

空腹のとき、動物の脳ではオレキシン作動性ニューロンとよばれる神経細胞がオレキシンを刺激し、覚醒します。

空腹になるとご飯を探さねばなりませんから、自然と覚醒状態になりますが、生き物の脳内ではそんな作用があったというのです。

では無事に食事にありつけたら、今度はオレキシンへの刺激がなくなって活動がにぶり、生き物は眠たくなってしまうんだそうです。

ぼくはてっきり、満腹時こそなにかの神経伝達物質が刺激されて、無理やり眠くなってしまうのだと思ってたんですが、空腹時に神経が刺激されて覚醒してたんですね。

ちなみに、生活の中で突然睡魔に襲われて眠ってしまう「ナルコレプシー」も、オレキシンの働きが阻害されることで起こってしまうのだそうです。

空腹のほうが元気という人は多い

そういえば昔、タモリさんが27時間テレビの司会をするときに、ご飯を食べると内臓が余計に働いて疲れるから、なにも食べないとおっしゃってました。

食べたほうが元気が出る、食べないと元気が出ない、とわれわれは思いますが、これもじつは科学的には逆で、空腹感を利用してオレキシンを刺激して神経を覚醒させているほうが元気になれるという考え方なんですね。

科学的なことがはっきりしていなくても、こういう考え方を実践している人は多いですね。

貝原益軒も同じことを言ってた

徳川家康の時代に貝原益軒という、いまでいうところのヘルスアドバイザーみたいな人がいました。

この人は『養生訓』という本を書いたのですが、自身も83歳まで生きたさすが実践長寿の人です。

養生訓では、食欲や性欲などの欲求を我慢していると、外からくる悪いものを跳ね返す体になれると説いています。

逆にじぶんの中から発せられる欲求を満たし続けていると、外からくる悪いものを取り込んで、長生きできなくなるというのです。

過食が万病のもとであるということは現代では明らかですが、科学的な医学がなかったころに、すでに現代にも通じる健康法を確立していたのはすごいですね。

睡眠はとても大事

ぷかぷか雑記帳さんの『よく寝ないと、いい思い出は残らない』という記事に、オレキシンについて詳しい話が載っていました。

よく寝ないと、いい思い出は残らない
北海道でカヤックや野鳥観察を楽しむ夫婦のblog。支笏湖のパドリングマップあります。

この記事では、『<眠り>をめぐるミステリー 睡眠の不思議から脳を読み解く』という本を紹介しており、そこでオレキシンが1998年に発見されたこと、ナルコレプシーはオレキシンの欠損である、ということを紹介していただいてます。

そして、脳の健康のためにはしっかりした睡眠が欠かせないそうで、このように述べられていました。

脳のメンテナンスに、睡眠は重要な役割を担っています。この本を読むと、睡眠時間を削ってゲームをするのがいかに愚かなことか(私です)、良く分かります。

ぼくもやりたいことがたくさんあると、どうしても睡眠時間削っちゃいますね(笑)

そういえば、昔働いてた会社の同僚が仕事をいくつも掛け持ちしていて、毎日睡眠時間3時間くらいで頑張ってたんですけど、口癖は「寝不足で死んだ人はいない」でした。

でもよくよく考えると、寝不足が直接の死因にはならなくても、免疫力が落ちたり、注意力が落ちて事故を起こしたり、間接的な死因にはなるよなあと思います。

ぼくがその仕事をやめちゃってからは疎遠になりましたけど、今も元気でやってらっしゃるかな(笑)

 

まとめ

オレキシンについて書かれてある専門的な記事のURLをいくつか挙げておきます。

オレキシン - 脳科学辞典
オレキシン - Wikipedia

「食事をよく味わいながら規則正しく摂ることは健康に良い」ことを証明
―脳のホルモン”オレキシン”神経の活性化で筋肉の代謝が活発に―

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