最近やたらとみかける「サステナブル」っていったいなんなん!? 現代社会となんの関係があるの?

こんにちは。雑記ブログ同好会のタナカd|`・∀・´d|デス

最近いろんな場面で「サステナブル」という言葉をみかけるようになりました。


ほかにも、先日届いたDHCさんからの冊子にも。

さらに、AKB48も「サステナブル」という曲を出しています。

【MV full】サステナブル / AKB48[公式]

英語の意味をそのまま直訳すると、 「持続可能な」という意味合いになりますが、いったいこの現象はなんなんでしょう?

なぜ「サステナブル」がこんなに取り上げられるのか

「サステナブル 流行」でグーグル検索をすると、やっぱりこの言葉そのものが流行しているという点に着目した記事がみられます。

それで、いくつか気づいたことがあったんです。

昔はこの言葉を耳にするのは、楽器のエレキギターで音をぎゅーんと伸ばすときに「サステインが効いてる」という言い回しをするときくらいでした。

けれど今は、ものすごくたくさんの場面でサステナブルという言葉が使われているようです。

サステナブルが使われる場面

まずサステナブルの日本語訳「持続可能な」というキーワードがもっともよく使われるのは環境問題だと思います。

地球に暮らすわれわれが、資源を枯渇させてしまわないように創意工夫で「持続可能な社会」を実現していく。

最近だとプラスチックごみ問題なども大きく取沙汰されましたが、地球と人間の共生という意味合いで使われる言葉ですね。

さらに、経済社会で使われることもあります。

たとえばどのような業種でも老舗はサステナブルな取り組みをしているといえます。

老舗になればなるほど、いかにして古きよきものを残していくか、世間のはやりすたりを取り込んでいくか、苦心なさっています。

社会の変革の速度が高まるほど、新陳代謝も激しくなり、ひとつの企業が長く同じことをやり続けることが難しくなってきます。

そういう問題点を含めて「サステナブル」という言葉がにわかに注目されてきた一面があるように思えます。

さらに、さっきのDHCの冊子にあるような、じぶんの美意識をどう持続可能なものにしていくかという、アンチエイジング的な意味合いでも用いられているようです。

ほかにも「サステナブル投資」とか「サステナブルシーフード」だとか、注意してみていると、あるわあるわ(笑)

昔はどうだったのか?

持続可能な社会という考え方は、せいぜいここ四半世紀の間に盛り上がってきたものだと思います。

産業革命以前の人間は、ふつうに生きていても地球と共生の関係にある、持続可能な生き方をしていたと思います。

ですから、わざわざサステナブルであろうと考える必要がありません。

しかし産業革命というのは、言い換えれば石炭革命で、地球資源を利用して鉄道や船のような輸送手段を使い、あらゆる物資を世界中に届けることができるようになりました。

これによって人間の暮らしはものすごく便利になりましたが、そのために地球資源を際限なくどんどん使うようになりました。

ナウルの悲劇

ナウルという国があります。

この国は小さな島で、リン鉱石が豊富にとれる「資源のかたまり」のような場所でした。

リン鉱石は化学肥料の材料にするのが大きな用途で、さらに化学製品や、そこから抽出されたリン酸は農薬や殺虫剤、ハムなどの食品にまで利用されています。

人間の生活にとても身近な資源なんですね。

ナウルのリン鉱石は地球の歴史の中で長い間、鳥の糞や死骸が化石化し、海中のサンゴなどとまじりあってできたものだといわれます。

鉱石資源があることをしらなかったころは原始的な生活をしていたナウルですが、資源があるとわかってから生活が激変します。

1980年代には、世界でもっとも高い生活水準を誇り、税金も公共料金も無料だったのです。

しかし1990年代後半にはリン鉱石が枯渇して、財政は破綻。今も再建に向けて取り組んでいる状態です。

限りなく発展していく社会と、限りある資源

産業革命以降、とりわけ二度の世界大戦が終わった後、世界経済はグローバル化が一気に進みます。

それによっていよいよ経済は地球規模で発展しましたが、同時に限りある地球資源がおそろしい勢いで消費されました。

ナウルの悲劇もそうですが、歯止めをかけずにどこまでも地球からの搾取を続けていけば、われわれの暮らしも頭打ちになります。

この半世紀の間に、われわれの暮らしに「リサイクル」という考え方が生まれて根付き、そのうち「再生可能資源」なんて言葉が好まれるようになり、現代では「サステナブル」という言葉がおおきな問題として取沙汰されるようになってきました。

「サステナブル」は時代のキーワードだった

そういえば最近だと「脱石油社会」なんていわれてます。

石油から電力を主力にして生活をするようにしようという取り組みが盛んですね。

さらに発電にしても石炭や原子力の利用をやめて、自然エネルギーを電力に変換するテクノロジーが日進月歩の勢いで開発されています。

そのような本来の意味合いでのサステナビリティが進む一方で、「サステナブル」という言葉はどんどん流行語的に扱われるようになり、とうとうお肌の美容まで「サステナブル」に取り組む必要があるというのだから、すごい時代になりました(笑)

言葉の意味合いがどんどん広がってきている

サステナブルという言葉に対する疑問を、2015年に感じておられた方がいました。

なか日記さんの、『サステナブルってなんだ?と思った話』です。

この気持ち、よくわかるわぁ(笑)

いきなりわけのわからない横文字を突き付けられて、それがじぶんの知らないところで勝手に流行していて、置いてけぼりにされてしまう感じ。

サステナブルという言い回しだと「持続可能」というニュアンスが伝わりづらいし、日本語のほうがわかりやすいというご意見はごもっともです。

きっとこの英語を英語のまま広めた人たちは、日本語の「持続可能」という言葉の持つ本来のイメージを取り払って、わざと拡大解釈させたかったんだろうと思います。

ほら、「持続可能投資」だとなんだかちがう感じがするし、「素肌美のキーワードは”持続可能”」だと、これもなんだかしっくりこないでしょう?(笑)

「サステナブル投資」とか、「素肌美のキーワードは”サスティナブル”」なんて横文字を使うことで、意味合いに幅を持たせてるんですよ。

それで、拡大解釈させることに成功したから、いまこんなにもあちこちで、サステナブルが叫ばれる社会になったのでしょう。

しかしこれだけよく見かけるのに、新語・流行語大賞のノミネート作品をざっと2000年まで見返してみたんですが、サステナブルや持続可能という言葉は見かけませんでした。

もしかしたら、爆発的に流行したのではなく、じんわりと広がっているからでしょうか。

いずれにせよ、世間の出来事に鈍感なぼくでも気になるくらいですから、よほどよく使われる言葉になっているようです(笑)

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